久しぶりのブログ更新となってしまいました。

昨年12月より子供たちの学校から「陽性者が出たのでコロナの検査を受けるように」という連絡が頻繁に入り、なんとか予定を調整しながら乗り切っていたのですが、1月後半についに我が家の娘が感染してしまいました。発熱が一日だけ出て、3日目には既に元気になっていたものの、PCR検査で陰性の反応が出るまでは登校を許されないため、1週間、家で子供の相手をするのが大変でした。

そのような状況下で、突然「私はあなたが所属する金融投資アドバイザー協会のコントローラーです。来週、あなたのオフィスに監査に伺います。」という連絡が入ったのです!

私の職業である金融投資アドバイザー(Conseiller en Investissements Financiers « CIF ») はフランス金融市場庁(AMF)管轄の業種です。アドバイザーはAMFが認可した4つの協会のいずれかに所属しなければなりません。私はこれまで一番小さい協会に所属していたのですが、昨年11月より業界最大の協会であるANACOFI-CIFに籍を移しました。

AMFが全国に5000人以上いる金融投資アドバイザー全員を一人ひとり直接チェックするのは難しいので、代わりに各協会が4、5年に一度、全ての所属会員の元にコントローラーを送り、規制を厳守して業務を行なっているかどうかの監査しています。そしてAMFは定期的に、4つの協会に監査を入れ、協会による監査状況をチェックをする、という仕組みになっています。

創業16年目に突入した当社にとって、協会からの監査は既に3回、経験済みでした。ある程度、慣れているとは言え、新しい協会に変わったばかりなので、その協会独特のチェックがあるのかが少し心配だったんですよねぇ。でも数百ページにわたる協会規定を十分に読み込み、準備を整えていたお蔭で、今回の監査も無事、クリアーすることができました!

厳しい規制を受けながらの業務は大変ですが、定期的に監査を受けていることは、お客様にとって更なる安心に繋がりますので、これからも精進していくつもりです。