朝食時に私が毎日聞いているFrance Interというラジオ局で、数日前に「冴えない経済指標が続く中でも探せばこんなにいいニュースもあるんですよ」という話をしていたので、今日のブログではその内容をご紹介させていただきますね。

【いいニュース その1】
外出制限の影響を受け、本年度第2四半期ではマイナス13.7%の落ち込みを見せたフランスのGDPでしたが、第3四半期はプラス18.2%という非常に力強いリバウンドを見せてくれました。

【いいニュース その2】
1回目の外出制限中は活動がストップしていたのに、2回目の外出制限中では絶好調な業界もあります。例えば建築業界では4社に1社の割合で必要な人材が足りないそうです!

【いいニュース その3】
この1ヵ月でeコマースの売り上げが60%増えました。

【いいニュース その4】
テレワークはうまく機能していて、「テレワークで生産性が下がった」と思っている社長さんは10人に一人しかいないようです。

このように、探せばフランス経済にも明るいニュースはあるんですね。あさって11月24日にはマクロン大統領の演説が予定されています。11月7日には一日の新規感染者が8万6千人を超えるという恐ろしい記録を出していたフランスですが、昨日は17881人にまで下がりました。状況は確実に改善に向かっているので、外出制限は緩くなることが予想されますが、「どこまで緩くなるのか」にフランス全土が注目しています。火曜日は早めに夕飯の準備をして、夜8時からのマクロン大統領のスピーチに備えなければ!と思っています。