この間の日曜日、サッカーW杯でフランスが勝利を飾りました。在仏の方は皆さん、この試合をご覧になられたのではないでしょうか?なにしろサッカー音痴の私でさえ「絶対に見逃せない」と思ったくらいですからね。

勝利の直後、マクロン大統領はフランスチームのロッカールームに直行!選挙キャンペーン時代を上回るハイテンションで叫ぶマクロンを見て、ちょっと引いてしまうくらいびっくりしました(笑)

『金持ちのための大統領だ』などと批判されることの多いマクロン大統領ですが、全てのフランス国民と同様に歓喜、感動、興奮している姿に好感を持つ人が増えるかも、と言われていたのですが・・・。

W杯優勝翌日に行われた世論調査(フィガロ紙掲載)によりますと、「マクロンはいい大統領だと思いますか?」の質問に「はい」と答えた人は39%で、なんと6月26日時点の世論調査よりも2ポイント落ちてしまいました。

ちなみに1998年にフランスがW杯で優勝した際、喜びに沸き上がるフランスでは、シラク元大統領の支持率が1ヵ月で7ポイントも上昇したそうです。それに比べると今回はフランス勝利が支持率に直結しておらず、ちょっと可哀想な気もしますね。

とは言え同世論調査によりますと、W杯のお蔭でフランスに対する誇りや今後の経済の見通しに対する楽観論は大きく上昇しましたので、実際のところどの位の経済効果が見込まれるかは分かりませんが、レ・ブルー(フランスチームの愛称)の勝利がフランス人の気持ちを高めたことに間違いはなさそうです。「国民のご機嫌がよくなり、景気も活性化すれば、今後、政府が行う改革にも反対する人が少なくなるかもしれないので、やはりフランスの勝利は大統領にとって非常にいいニュースだ」などという評論家もいるようですが、そこまでうまくいくのでしょうか?

ただ、W杯凱旋パレードが行われる直前に、シャンゼリゼ近辺の信じられない程の大混雑を目の当たりにした私としては、「このお祭り騒ぎがフランス経済に全く影響を与えない、などということは絶対にありえない!!!」という気がしましたよ♪

おめでとう、フランス!