先月2週間弱、一時帰国をしました。
短い時間の中で限られた人としか会えなかったのですが、特に心に残る出来事がありました。
それは、忙しい相手の時間を思いやる、二つの贈り物でした。一つ目は私から友人に渡したプレゼント、二つ目は別の友人が私に贈ってくれた「時間」についてのエピソードです。
四半世紀近く仲良くしている友人の一人が、今、まさにキャリアで飛躍的な活躍をしています。メディアでも頻繁にその姿を目にするので、どれほど忙しい毎日を送っているのだろうと思います。今回はそんな彼女に、心に残る特別なプレゼントをしたくて、喜んでもらえそうなものを時間をかけて選びました。
「きっと忙しくて、自分にご褒美を買う時間もないでしょ?○○ちゃんが物凄く頑張っていること、ちゃんと分かってるよ、という気持ちを込めて」とプレゼントを渡したところ、こちらが驚く程、感動してくれました。自分へのご褒美をゆっくり選ぶ時間も取れないのではと思い、その時間を私が代わりにかけることで、応援する気持ちを届けたかったのです。
二つ目のエピソードは、30年以上(長い!)の付き合いの元同僚のお話です。
家族ぐるみのお付き合いをしているので、一時帰国中の週末に、娘だけを2泊3日で宿泊させてもらい、富士急ハイランドに連れて行ってもらいました。
友人は本当は私にも来てほしいと思っていたのですが、今回は滞在期間が短めだということで、敢えて娘だけを預かってくれました。私に時間をプレゼントしてくれたことを知り、その気配りに感涙しました。全ての人にとって時間は平等に分け与えられていますが、人生のステージにおいて「どうにも時間が足りない局面」が訪れることがあります。そのことを理解してくれている友人の優しさを、心から有難いと感じました。
忙しい友人に代わって、私が時間をかけて贈り物を選んだこと。別の友人が娘を預かり、私に自由に使える時間をつくってくれたこと。形は違っても、どちらも相手の時間を思う気持ちから生まれた贈り物です。思いやりは、受け取る側にも、贈る側にも温かい気持ちを残してくれるのだと、今回の帰国で改めて感じました。
