フランスで大人気の “ Mieux Vivre Votre Argent “というマネー雑誌 の最新号に「資産運用アドバイザーの上手な選び方」という記事がありました。その記事を読みながら、昨年、大阪大学の大学院で講義をさせていただいた時に、「どうやってアドバイザーを選べばいいのでしょう」という質問があったことを思い出したので、今日は私が考える「自分にぴったり合ったアドバイザーの選び方」についてお伝えさせていただきます。
あくまでも私個人の意見で、しかも『フランスにおける独立系アドバイザー選び』に限った話であることを、お含みおきください。
1. 信頼できる人の口コミで見つける
自分と価値観が似ていて、信頼できる知人や友人からの紹介は非常に有効です。ただし、周囲にそのような知人がいない場合は、ネット等で情報を探すことになります。その場合は次に挙げるステップが非常に重要となります。
2. アドバイザーの経歴を調べる
興味のある分野や専門性が高いアドバイザーと出会うと、満足度の高いサービスを受けることができます。そのため、まずはアドバイザーの経歴や実績を事前に調べることが重要です。資格を持っているだけではプロとは呼べません。実務経験を積んでこそ、本物のプロになれるのです。独立前にどのような会社で働いてきたか、独立後の実績はどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。
3. お試しで有料相談を依頼する。
無料レポートをすぐに提供してくれるアドバイザーもいますが、内容はソフトやAIで作成したものであることが多いです。個々の状況に合わせたアドバイスには多大なる時間と専門的な知識が必要ですし、高いノウハウを持つアドバイザーが、そのようなレポートを無料で渡してくれる、などということは、まずあり得ません。有料のレポートをお試しで依頼することにより、アドバイザーの手腕を確認することが可能になります。
4. 手数料やサービス料にこだわりすぎない。
料金の安さだけを重視してアドバイザーを選ぶと、「本当に自分に合った、専門的かつ丁寧なサービス」を受ける機会を逃してしまう可能性があります。例えば、成功しているアドバイザーは、豊富な知識や実績をもとに、個々の状況に合わせた的確なアドバイスやサポートを提供してくれますが、その分、相談料やサービス料が高く設定されていることが多いです。反対に、料金が安い場合、アドバイザーの経験やサービス内容が十分でない可能性もあるため、長期的に見て損失につながることがあります。したがって、料金や手数料の安さだけではなく、アドバイザーの実績やサービスの質を総合的に判断することが重要です。
5. アドバイザーとの相性
アドバイザー選びで最も重要なのは相性です。どんなに優秀な人でも、「なんとなく合わない」と感じたら、他のアドバイザーを検討しましょう。資産運用は長いお付き合いになります。金融のプロとしてだけでなく、人として尊敬や信頼ができるアドバイザーを選ぶことが、心地よい資産運用につながります。
以上、私が考えるアドバイザー選びのポイントでした。
フランスで資産運用アドバイザーをお探しの方に、この記事が参考になれば幸いです。
