うちの子供達が通っている小学校のお昼休みは11時30分から13時30分です。数年前のある日、息子の友人のお母さんから「おたくの息子さんを来週火曜日にランチに招待してもいい?送り迎えは私がするし、ちゃんとお昼休みが終わる前に学校に連れて戻るから安心して」と言われ、「小学校のランチタイムにそんなことをしてる人がいるんだ!」と、当時、とても驚いたことを覚えています。

ところがよく注意して周りの様子を観察してみると、私がそれまで気が付かなかっただけで、似たようなことをやっている人が山ほどいるではありませんか!いつもは毎日、学校で給食を食べていても、先生に前もって連絡をすれば「今日は給食をパスして、お家で食べます」ということができるんですね。それ以来、私も時々、子供のお友達をランチに招待しているのですが、これがまたすごく面白いんですよ。

学校の先生との面談だけでは絶対に分からないような、クラスの人間模様や交流関係が見えてきますし、子供のお友達を通じて、そのママたちともぐっと仲良くなれるので、いいこと満載なのです。

具体的にはまず親同士で日にちを決め、各親が連絡帳に「x月x日に◯◯ちゃんをランチに招待します(または、招待されます)。送り迎えは私(または◯◯のママ)がします。」と書いて担任の先生に渡します。そして11時30分に学校に行くと、担任の先生に連れられて子供達が出てくる、という感じです。

我が家から小学校までは徒歩5分なので、ランチをした後、1時間強は遊べます。子供ウケするランチの準備や、ランチ後のエンターテイメント(笑)は確かにちょっと面倒ですが、学校の昼休みの時間帯は、誘う方も誘われる方も週末や夜のお泊まりよりも遥かに気軽にできるので、私はこの『ランチ招待』をとても気に入って活用しています。