当社のコラムやメルマガでも何度もご紹介しておりますが、フランスでの資産形成においてはAssurance Vieという金融商品が大人気です。優遇された税制の恩恵を受けながら、口座内のお金は全額元本保証に入れてもよし、株・債券ファンドなどリスク資産に投資してもよし、というマルチな商品です。商品の仕組みは当社HPのこちらのページよりご覧ください。

Assurance Vieの口座は、銀行やネット金融機関、また当社のような独立系アドバイザー経由でも開設できるのですが、きちんとしたフォローアップを受けられるところは少ないようで、「担当者に勧められて投資したのに、気が付いたら残高が大きく下がっていた」と仰って当社の元にいらっしゃるお客様が後を絶ちません。変動率の高い現代のマーケットにおいて、株や債券に投資した後は放ったらかし、というのは非常に危険です。

「自らが投資したお金がどのようなパフォーマンスを出しているのか」、また「どうしてそのような残高の上下があったのか」を常に把握し安心していただくために、当社経由でAssurance vieの口座を開設し、リスク資産に投資されたお客様には、毎月初にマーケット・コメントと共に月末残高報告をお送りしております。各自のリスク許容量はもちろん、「もうすぐマイホーム購入予定で近い将来お金を引き出したい」といった、それぞれのニーズを加味した上で、「そろそろこのファンドからこのファンドに変更した方がいい」といったアドバイスも行なっています。

月末残高報告は毎月初にお送りしているので、いつも月の初めは大忙しです。先週はただでさえ忙しい月初に、外部研修が2日も入っていたため、本当に大変でした。「これとは別の研修も年内に山ほど企画されるだろうし、今回は月初だからパスしようかな」とも思ったのですが、研修ではファンド・マネージャーの話を直接聞くことができ、ネット上のニュースや、金融機関からのニュースレターでは知ることのできない『生の情報』を手に入れられることもあるため、何とか工面して行ってきました。たまにハズレで「行かなければよかった」と思うこともあるのですが、先週の研修は2回とも非常に意味ある情報をゲットでき、月末残高報告を書く上でも役に立ったので、無理して行った甲斐がありました。

日々の業務に追われ、またしてもメルマガと当社サイトのコラム更新が滞っているのですが、来週には取り掛かろうと思っています。次回のコラムはマクロン新大統領が計画している税制改革について取り上げる予定です。どうぞお楽しみに。