どうやら最新の世論調査によると、スキャンダルの影響でフィヨン氏の人気が急降下し、大統領選第1回投票では1位がルペン氏、2位がマクロン氏になりそうだ、とのこと。フィヨン氏は現在、マスコミで吊し上げ状態になっていて、何だか少し可哀想な気がしてしまいます。でも、もし、実際に働いていない奥さんに対して月々7900ユーロ(約96万円)のお給料を公的資金から渡していた、という疑惑が本当なのであれば、やはり大問題ですよねぇ。

選挙のことはさておき、今日はとても素敵なこちらの本をご紹介いたします!昨年のクリスマスに、友人からもらったものです。


The New-Yorker : l’humour au bureau(フランス語版)
訳 : Jean-Loup Chiflet

米国で1925年に創刊された歴史ある『ザ・ニューヨーカー誌』に掲載された風刺漫画のうち、オフィスに関する題材のみを厳選した本です。

何十年も前に描かれたものも沢山あるというのに、現代にそのまま通用するアイデアに新鮮な驚きを感じます。ページをめくるごとに「うふふ。こういうのあるよね」と、会社員時代に一緒に働いていた同僚や上司、そして時には自分自身の姿と重ね合わせながら、とても楽しく、それと同時にノスタルジーに浸りながら読みました。

センスがよくて、意地悪になり過ぎない絶妙なユーモアのさじ加減は、まさに完璧。フランスの風刺画ですと、ブラックな部分がきつく「これじゃ、笑えないよ」という気分になることが多々ありますが(笑)、こちらの本ではそのような心配は無用です。

ちなみに私が今回手にしたのはオフィス編ですが、『フランスとフランス人編』、『家族編』、『女性編』など、様々なテーマで、ザ・ニューヨーカー誌の風刺画集がシリーズ化されています。渡す相手にぴったりの題材を選べば、プレゼントとして喜ばれること請け合いだと思いますよ!

ネットで色々検索してみたのですが、上記ご紹介したシリーズはフランス用に編集されたものらしく、これと全く同じ本の英語版、というものは存在しないようです。

英語版では例えば下記の本が出版されていますが、これ以外にも「The New Yorker Cartoons(風刺画)」で検索するとこちらのリンクのようにどっと出てきますので、ご興味のある方はチェックしてみてくださいね。


Complete Cartoons of the New Yorker
編集 : Robert Mankoff